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六甲山の上美術館さわるみゅーじあむ

  1. YUKI

YUKIです。

 

スッキリしない天気が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

この前、念願だった六甲山の上美術館さわるみゅーじあむを見に行った時のレポートをここで書きたいと思います。

 

六甲山の上美術館は、友人の情報で初めて知り、行ってみたいと思っていました。

 

弱視ろうの友人と一緒に六甲山の上美術館へ行きました。

 

山の中の美術館。

 

スタッフの女の人に館内を案内してもらいながら、1つ1つ丁寧に筆談していただきました。

 

美術品、作品がズラリと並べられていました。

 

浮き彫りカメオを触らせてもらいましたが、このブローチは何十万円以上もするというので、びっくりして、こんな高価なものを触ってもいいのだろうかと手が震えちゃいました。

 

【画像】ブローチ

【画像】ブローチ

(画像説明:ウェーブのかかった長い髪に花飾りをつけた若い女性の横顔が彫られたカメオのブローチ。周りには、植物をモチーフにした、金や様々な宝石などが施されている。)

 

女の人いわく、盲の人に触っていただいて気に入ったら購入OKとのこと。

 

普通のお店はそんなことができないですよね。感動しました。

 

「はしごに登って」と言われたので、ワケがわからず登ってみたら目の前にミロのヴィーナスの顔が!でかーい!触りまくりました。

 

【画像】複製版ミロのヴィーナス 本物です。でかい!

【画像】複製版ミロのヴィーナス 本物です。でかい!

 

【複製版ミロのヴィーナスについて】

「ミロのヴィーナス」は、ギリシアで発見され、フランスのルーブル美術館に展示・保管されています。オリンピックが初めてアジアの地、東京で開催されることが切っ掛けとなり、朝日新聞社の招きと日本政府の協力により、フランス政府の承諾を得て1964年春に来日しました。

 

それ以降現在まで、ミロのヴィーナスがルーブルを出て海外に渡ったのは、日本行きのただ一度だけなのです。そして東京と京都を巡回したのち、日本で型取りし、レプリック(複製)が製作されました。

 

本物と同じようにノミで削った跡や、海底で引き摺られた跡が克明に再現された複製版ヴィーナスに”さわって鑑賞”することで、歴史の流れの中で行方不明になった両腕や、古代ギリシアの技術を感じることができるでしょう。

 

 

また、凸凹アート集もたくさんありました。

 

山と海が見えるテラスで、ランチ。

 

【画像】山と海が見えるテラスから(六甲山の眺望画像)

【画像】山と海が見えるテラスから(六甲山の眺望画像)

 

昔、仕事でミラノで暮らしたことがあるというオーナーさんが作ったトマトソースのパスタが美味しかったです。

 

オーナーご夫婦といろいろお話ができました。素敵なご主人と友人から聞いていたので、まさにその通りの方でした。

 

一緒に行った弱視ろうの友人は「こんな触る美術館があるなんて知らなかった、とても感動した。」と喜んでくれました。

 

情報提供してくれた友人、ありがとう!