「できることを考えよう」

先日放送されたNHK「バリバラ」～【生放送】新型コロナ“自粛”検討会議 ～の番組中で、社会福祉士の玉木さんが発信された言葉です。

この放送では、大阪の盲ろう者の日中活動の場「すまいる」の現在の様子も紹介されていました。

すまいるは現在、新型コロナウィルス感染防止のため、休止中とのことです。

盲ろう者のコミュニケーション手段には触手話、指点字、音声などがあります。

これらのコミュニケーション手段では、どうしても接触が密になります。そして、接触が密になると感染のリスクも拡大します。

しかし盲ろう者が社会に出て、正しい情報を得るためには、通訳・介助者を介した会話が欠かせません。

外出自粛要請や緊急事態宣言も出て、外出もままならない、情報を得る手段も限られてくる、居場所も奪われる・・・

生命を守ることが最優先ですが、その中で今、我々ができることを考えていきたいと思います。