連絡協議会さんメルマガでご紹介いただきました
全国盲ろう者団体連絡協議会さんから、メールマガジンが配信されています。
8月15日発行の全国盲ろう者団体連絡協議会メールマガジン第47号に、鳥取盲ろう者友の会友輪(ゆうりん)の紹介コーナーを掲載して頂きました。
許可を頂きましたので、こちらに転載いたします。
連絡協議会メールマガジン(第47号)
2020/8/15発行
目次
1 会長からの挨拶
2 コロナウィルスについて 役員たちのコラム
2-1「コミュニケーションの工夫」副会長 大杉勝則
2-2「コロナに負けずに頑張りましょう!」副会長 藤鹿一之
2-3「コロナ禍で初めての経験」委員 福山佳代
2-4「初めての在宅勤務を経験して思ったこと」委員 川口智子
3 友の会活動紹介コーナー
4 会計からのご案内
5 編集後記
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3 友の会活動紹介コーナー
鳥取盲ろう者友の会友輪(ゆうりん)紹介
会長 村岡信寿
1.鳥取県
鳥取県の日本一は、人口です。日本一少ない55万人です。
面積では小さい方から7番目で、しっぽを立てたライオンの形をしています。
東西におよそ125キロで、行政圏域で東部、中部、西部に分かれています。
友の会も東部、中部、西部で活動しています。
2.経緯
2007年(平成19年)3月に盲ろう者2人とその他の25人が集まって活動を始めました。
当初は毎月2回、中部で、話し合いの会と交流会とを開きました。
2013年11月に鳥取市で中四国盲ろう者大会を開きました。
2020年度、盲ろう者の会員は10人、全部で70人程度です。
3.活動
現在は東部、中部、西部でそれぞれ月に1回、交流会を開いています。
感染症流行で、公共施設が部屋の貸し出しを制限したこともあって、3月から8月まではお休みしました。
9月から再開する予定です。
4.事業
鳥取県と鳥取市(中核市)とから委託されて実施している事業です。
派遣事業、相談支援事業、コミュニケーション訓練事業、生活訓練事業。
この4つが盲ろう者を直接に支援する事業です。
通訳介助員の養成事業として、養成講習会、レベルアップ講習会、講師学習会を実施しています。
事業については、毎年1回(令和2年は7月28日に)友の会と県との意見交換会を開いています。
東部、中部、西部に各1ヵ所の拠点を設けて、もっときめこまかな支援をしたい。
盲ろう者が単身になっても生活して行ける体制を作るとともに、災害(や今回のコロナのような事態)にも対応できるようにしたい。
そのような意見を毎年繰り返していて、どうしたらそれが実現できるか、いろいろと考えているところです。
5.今後の課題
鳥取県は平成27年度に盲ろう者の実態調査をしました。
『コミュニカ』2016年秋号(第53号)に詳しく載っています。
そのとき対象となった人でも、まだ訪問できていない人もありますし、そのときには把握されなかった盲ろう者もいる筈です。
もっといろいろなかたちで広報しなければいけないと思っています。
今年は、米子市で開催予定だった全国盲ろう者大会が中止になりました。
岡山市で予定されていた中四国盲ろう者大会は延期されました。
オリンピックの聖火ランナーに当会の副会長が選ばれていますが、伴走の練習をしたきりでどうなるか分かりません。
どれも、とても残念なことなのですが、嘆いてばかりもいられません。
ウイルスとも共存しながら、盲ろう者の一人一人のニーズに応えて行くように活動したいと思います。
全国の皆様、鳥取県の「友輪」をよろしくお願いいたします。
※ ホームページを設けていますので「鳥取盲ろう者友の会友輪」を覗いてみてください。
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