どうなる!?駅の無人化問題
ラジオ番組のお知らせです。
NHKラジオ第2 NHK視覚障害ナビ・ラジオ
3月4日(土)午後3時15分〜3時45分(再)放送
今月のトピックス
どうなる!?駅の無人化問題
放送内容
視覚障害者に関連したニュースや話題、コラムなど、マガジンスタイルでお送りしている「今月のトピックス」。 特集は駅の無人化問題を取り上げます。
昨年末、大分県の津久見駅で、駅員がいない時間帯に視覚障害者の死亡事故が起きました。
今、全国およそ9500駅のうち、ほぼ半数の駅に駅員はおらず、JR九州も例外ではありません。そこで、駅の無人化により移動の自由を制限され苦痛を受けたとして、車いすの利用者が損害賠償を求めています。今回の津久見駅での事故をきっかけに、このたび、大分市の視覚障害者、釘宮好美さん(48)も原告に加わりました。釘宮さんは「駅員がいなくなることは、私たちが駅を利用できなくなることだと強く感じた。裁判に参加して一つでも多くの駅に駅員さんが残ってくれる活動を続けたい」と話しています。この特集では、原告代理人の徳田靖之弁護士をゲストに招き、これまでの裁判の経緯、今後の見通し、障害者の安全な駅利用を目指し、鉄道事業者が取るべき安全対策などについてお聞きします。