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東部交流会 活動報告

  1. 活動報告

鳥取盲ろう者友の会友輪 東部交流会とぅもうろうほのぼの 活動報告です。

 

4月8日(土)、さわやか会館にて東部交流会とぅもうろうほのぼのを開催しました。

 

盲ろう者3名、盲ろう者以外16名、計19名の参加がありました。

中部からも、たくさんの方の参加がありました!

 

4月交流会は今年度の活動を話し合う、ということでしたが、当事者より「盲ろう者には情報が入ってこない・・・」という話あり。

 

そこで、さらに盲ろう者に向けた支援となるよう内容はそのままで、形式を変更。

 

前半と後半に分け、前半を「情報提供」時間。

 

後半を「盲ろう者中心に今年度の活動に向けた意見交換会」としました。

 

【画像】今日の予定を書いたホワイトボード

【画像】今日の予定を書いたホワイトボード

 

前半は、ぜんぶで8つの情報提供&質問が出ました。

 

新しい名所ができた話、おいしいカレー屋さんの話。

 

5月の福島智さん映画にちなんでの「あの頃、何してた?」という面白い質問も・・・

 

そしてそれぞれの回答に、うなずいたり驚いたり笑ったり。こだわりのお茶に関する話も出ました。

 

盲ろう当事者から「旅行」の話も。

 

それぞれが考えたテーマに沿って短く話し、それを5倍くらいの時間をかけて通訳します。

 

伝わった、と理解してから次へ進む。

 

すべて伝えることはむずかしいかな・・・と思っていたのですが、

 

なんと8つの情報すべて伝えることができました。

 

後半は、皆でぜんざいを食べながら盲ろう者を中心に感想などを聞いていきました。

 

今後、行ってみたい所は

「熊のはく製があるところ」

「情報提供にあったカレー屋に行ってみたい」

「鳥取県の盲ろう者全員とどこかに行きたい」など、

 

希望を聞くことができました。

 

総括してみて、外出することへの希望が強いな、と感じます。

 

「あの頃」で思い出されたのか、戦前戦後の自分史をとうとうと語り始めた盲ろう者も。

 

皆でしんみり、しっかり、じっくり聞かせてもらいました。

 

最後は東部運営委員会長の挨拶で、時間ぴったりに終わりました。

 

今回は中部からの参加者が多くてうれしかったです。

 

帰り際の「良い会だった―」は、最高の賛辞でした。

 

西部の人も、ちょっと遠いけど・・・ぜひ!

また、皆さんの参加をお待ちしています。

 

 

【画像】触手話、パソコン要約筆記、音声、手のひら書きで情報を伝えあい、交流する風景

【画像】触手話、パソコン要約筆記、音声、手のひら書きで情報を伝えあい、交流する風景