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盲ろう者向け要約筆記

  1. YUKI

今年も残すところ、今日を合わせてあと4日になりましたね。

 

みなさんにとって今年はどんな一年でしたか?

 

私はコロナ禍のおかげで家にいる時間が増え、自分の時間ができました。

 

今年はいろいろとお世話になりました。

来年も引き続きよろしくお願いいたします。

 

さて、お待ちかね(?)の今年最後のブログ「盲ろう者向け要約筆記」をお楽しみください。

 

盲ろう者向け要約筆記との出会いは4年前、すまいる(NPO法人ヘレンケラー自立支援センターすまいる)主催の講演会の時でした。

 

たまたまテレビ画面の近くに座っていたので何気なく見ていたら、おや?状況説明もついていて誰が、誰に、誰を…と言った、わかりやすい説明があり、ふむふむと思いながら気がついたら文字による情報に魅せられてしまったのです(笑)。

 

これだ!地元でも使いたいなと思ったのがきっかけでした。

 

今や盲ろう者向けPC要約筆記ができる通訳・介助者が少しずつ増えてきています。

 

ここで簡単に説明しますと要約筆記は、主に日本語を主とする聴覚障害者(中途失聴者・難聴者も含む)に対する情報伝達手段で、音声情報を要約して文字情報にして伝えるものです。

 

要約筆記には、OHP要約、OHC(オーバーヘッドカメラ)、PC要約の3つがあります。

 

近年は、パソコン要約筆記が主流で行われています。

 

盲ろう者向けPC要約筆記は、弱視ろう、または弱視難聴の人が利用します。

 

人の話を要約筆記するだけなく、状況説明も入れます。

 

例えば、事務局長、会長、副会長の三役会議を開いたとします。

 

菅澤/菅澤です。おはようございます。えーと

(菅澤さんが自分の頭を触りながら資料を読んでいます。)

今日の議題は4つあります。

(菅澤さんが渋い顔をしています)

 

と言った感じです(笑)。

 

読む側は状況をつかめて菅澤さんの顔色を伺いつつ発言したりします。

まだ書きたいことはあるのですが、今回はここまで。

 

 

みなさん、コロナ感染には気をつけて良いお年をお迎えください。YUKI☆