10/15 第4回 伴走者養成研修会のご報告
10月15日(土)、倉吉市にて白うさぎB&Gさん主催の伴歩伴走講習会が開催され、友の会からたくさんの参加がありました。参加者代表の通訳・介助員の田中さんと、村岡会長からの参加報告です。
【田中恵さんの報告】
公益財団法人 山田昇記念財団 理事長兼 事務局長 加藤 等氏、日本ブラインドマラソン協会 参与 鈴木 邦夫氏、事務局長 原田 清生氏 が来鳥され、伴走歴 40数年の 鈴木氏の講演・実技指導を受けました。
危険の回避の仕方・路面、周りの情報を常に伝えていくこと・歩幅、足の動きを合わせる事、間隔の開け方など多くを学びましたが、盲ろう者介助と共通することも多かったです。
特に記録会では、伴走の水の取り方、渡し方。伴走車がゴールで先に出ては失格となる事等を教わりました。
参加者は、障がい者 視覚障がい者9名。盲ろう者2名。聴覚障がい者4名。
自閉症をお持ちの方 2名。(白うさぎB&G 会員30名の参加。会員外19名。計49名 )でした。
参加者が安全について真剣に学び、時には笑顔で語り合い、楽しい研修会でした。
また初めてろう者・盲ろう者の方が参加したので、当協会のご配慮により「日頃危険に感じることはないですか?」と質問があり、「クラクションが聞こえないので突然車や自転車が近づいており命の危険を感じた。また歩行の時、聞こえないので、前に車が出てきて、危険を感じ自分が大回りをした経験がある。」等、危険体験を話され、参加者の皆様に周知できてよかったと思いました。
盲ろう者友の会会長の 村岡さんは、原田講師の指導を受け、片手指文字、指点字で(驚き!)、伴走者との走り方・合図の方法を教えていただきました。
今回欠席だった鳥取盲ろう者友の会・通訳介助員の皆さんには、レベルアップ・交流会で今回の研修内容を共有していきたいと思います。待っててくださいね。
また、5回目の研修会も開かれますのでお楽しみに!めぐみ。
【村岡会長の報告】
10月15日(土)伴歩伴走講習会に参加して来ました。
講習では、ルールの事が聞けて理解出来て良かったです。
ゴールする時は、障がい者が先にゴールする。
ゴールの時にロープを離さない等を説明して貰いました。
実技練習では、東京から来た原田さんという男性と、ロープを持って走りました。
ロープをしっかり持って、手を振って、足は二人三脚のように歩調を合わせて走ります。
初めはゆっくり。そして段々早く走って体育館を一周しました。早く走れて良かった!
良い体験になりました。
盲ろう者友の会会長 村岡信寿