「桜色の風が咲く」
YUKIです。
去る5月13日(土)なかやま温泉で、「桜色の風が咲く」の上映会を、ええがな大山実行委員会さんと、鳥取盲ろう者友の会 友輪と共催で開催しました。
予想以上のほぼ満席でした!!
私は通訳・介助者の通訳を触手話で受けながら鑑賞しました。
女優の小雪さんの、私生活では3人の子供を持つママとは思えない、お肌の美しさにうっとりする私でした(笑)
旦那さんの松山ケンイチさんといえば、昔「デスノート」の映画にハマりました。
おーっと、話が脱線してしまいました(笑)
本題に戻って
福島智先生のお母さんのアイデアから生み出されたのが『指点字』
お母さんと智さんの絆は誰よりも強いというのが伝わってきました。
お母さんは、2018年の全国盲ろう者大会千葉大会 でお会いしました。
元気はつらつなお方でした。
(お元気でいらっしゃいますか?)
先日、全国盲ろう者協会さんより、
【盲ろう者を知るための本・映画のご紹介】がありました。
鳥取県盲ろう者支援センターには、紹介された下記、すべての書籍と映像資料の蔵書があります。
また、私が寄贈したおススメの書籍など、他にも多数のコレクションがあります。
閲覧、貸し出しも可能ですので、興味のある方はぜひ、鳥取県盲ろう者支援センターまでお問い合わせくださいね♪
●書籍
『盲ろう者への通訳・介助』―「光」と「音」を伝えるための方法と技術
全国盲ろう者協会編 著
読書工房
盲ろう者のサポートのため生み出されてきた、多種多様な通訳・介助の方法と技術を解説したテキスト。
『指点字ガイドブック』―盲ろう者と心をつなぐ
認定NPO法人東京盲ろう者友の会編著
読書工房
盲ろう者のコミュニケーションの方法の一つとしてよく知られる「指点字」をわかりやすく学ぶことができる初めてのガイドブック。
『ぼくの命は言葉とともにある』―9歳で失明18歳で聴力も失ったぼくが東大教授となり考えてきたこと
福島 智 著
致知出版社
全盲ろうとなってから、他者とのコミュニケーションをいかに復活させ、言葉=情報を再び得ることができるようになったのかを振り返る。
『めだかの学校の仲間たち』―見えなくて聞こえないやっこの手のひらの旅
山岸 康子 著
思想の科学社
前作『手のひらで知る世界』から27年ぶりの作品。盲ろう者ならではの事件や事故、果ては病まで。見えない、聞こえない人生を出会った人々を仲間にして明朗に、自然に生きる!
『手のひらから広がる未来』―ヘレン・ケラーになった女子大生
荒 美有紀 著
朝日新聞出版
おしゃれ・スイーツ・フランスに憧れる著者は、大学生のとき、突然難病を発症して光と音を失い、盲ろうとなる。病との闘い、休学を余儀なくされ、絶望の日々、そんな中から希望の光を取り戻し、「幸せは自分の心が決めていいんだ」と語る。
『ハーベン』―ハーバード大学法科大学院初の盲ろう女子学生の物語
ハーベン・ギルマ 著
齋藤 愛、マギー・ケント・ウォン 訳
明石書店
サハラ砂漠の灼熱の太陽の下での学校建設から氷山を登る体験、ホワイトハウスでのオバマ大統領との会見まで、障害を革新のチャンスと捉え、すべての人のアクセシビリティ向上をめざす弁護士として活躍する盲ろう女性の回想録。
●映画
『もうろうをいきる』(ドキュメンタリー映画)
西原孝至 監督
シグロ製作/パラブラ配給 91分
新潟県佐渡島で一人暮らしをする女性、宮城県石巻市で震災に遭いながらも地域で生きることを選んだ男性など、日本中のさまざまな地域で暮らす盲ろうの人たちに密着。盲ろう者自身についてや、盲ろう者と周囲の人たちとの関係性を描くドキュメンタリー。
DVD 4,180円(税込)、発売・販売元:パラブラ、製作:シグロ、(c) 2017 Palabra
『桜色の風が咲く』(劇映画)
松本准平監督
小雪、田中偉登、吉沢悠 出演
GAGA配給 113分
世界で初めて盲ろう者で大学教授になった福島智の幼少期から大学受験までを描く。暗闇と無音の世界で、孤独にさいなまれる智に希望を与えたのは、令子が彼との日常から考案した新しいコミュニケーション手段「指点字」だった。
DVD 4,290円(税込)、発売・販売元:ギャガ、(c)THRONE / KARAVAN Pictures