水防訓練に参加しました
去る5月26日(日)に鳥取市西品治の千代川河川敷で、鳥取県などが主催の水防訓練があり、私も含めて盲ろう者3名が参加しました。
この日は、気温30度前後。とても暑かったです。
水防訓練とはどんなことをするのだろうかと興味津々でした。
盲ろう者アピールのために、この前中之島まつりで購入したすまいるさんのSOSバンダナを肩にかけました。
多くの通訳・介助者からは好評でした。
「土のうづくり」という土を袋に入れる作業に参加しました。
袋を結ぶ時のひもの結び方が普通と違うのです。
説明は難しいですが、親指を立てて、ひもをくるくる巻いて、隙間を作るというやり方です。
土のうづくりの目的は、
作った土のうを洪水時に家の周りに積むことで、家の中への浸水を防いだり、今回の訓練は河川の氾濫を想定したものだったので、河川の堤防に穴が開いた時にその穴に積むことによって穴がふさがれ、水が陸にあふれてこないようにする、ということです。
岡山県真備町で起こったようなひどい氾濫時では無理かもしれないけれども、もっと小規模で、堤防に穴が開いたくらいのものなら、土のうを積むことによって氾濫を防ぐことができます。
「ロープワーク」というのを初挑戦。
作ったロープはいろいろな用途に使いますが、水防活動での一番の用途は「命綱」に使うことです。
特殊な結び方で慣れるまで難しかったです。
普通の結び方だと、引っ張るときにお腹がぎゅっと締め付けられて危険です。
山の土崩れの様子を見ながらスタッフの説明を受けました。
洪水時の救助訓練も行われヘリコプター救助訓練もありました。
あと、ジープ乗車体験したり、普段なかなか関わることのない自衛隊の方とプチ交流ができました。
いろいろ触れて、体験ができてよい勉強になりました。
その晩は、日中浴びた強い紫外線のせいで、目が疲れてしまいました。
おしまい。